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日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)の融資審査は1回目より2回目が厳しいって本当ですか?(東京都M様) 一覧 日本でベンチャーを起業する場合のリスクの中身とは?
  • 2009.03.25
  • 設立直後の方が新創業融資が受けやすいのですか?(東京都M様)

会社を設立しました。設立直後の方が新創業融資を受けやすいということを聞きましたが本当ですか?

回答
新創業融資は設立後5年間受けられる融資制度です。
したがって、制度として設立直後の方が受けやすいということはないはずです。
設立して年数を経るということは実績値が積み上がっていきますので、仮に設立直後の会社と設立後4年間黒字続きの会社を比較した場合には、黒字続きの会社の方が融資を受けやすいと考えるのが自然だと思います。

事業計画的に、資金調達を早期にしないと事業が立ち上がらないということであれば、早めに融資を受けた方が融資を受けやすいといえるでしょう。

「設立後すぐ借りられる」のが新創業融資の凄いところ
日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)以外の金融機関の場合、本当に極僅かなケースを除いて、設立後二期経過していないと融資は受けられません。
その点、新創業融資は設立後すぐに借りられる、言い換えれば過去の実績を全く問わないというものです。 したがって、事業計画とそれについて経営者がどれだけ返済可能かどうか説明ができるかが勝負の融資制度です。

新創業融資に過去の実績は関係ないのか
新創業融資は設立直後でなくても受けられる制度です。 では、設立直後ではなく、実績を積み上げた場合でも事業計画とその説明だけで融資は降りるものでしょうか。
そのことについては、日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)のホームページを見てもどこにも書いていないので、経験上の感覚と理屈で考えるしかありませんが、私は実績値が大きく影響すると考えています。
新創業融資といえども、返済を前提にして貸し出すわけですから、これからどうなるか判らない「だけ」の会社よりも、これからどうなるか判らないけど、とりあえずこれまでは良かった会社の方に貸した方が合理的だと思うからです。 実際、過去に利益を出し続けている会社の場合、経験上は常に満額融資を受けています。

いつ、新創業融資を申し込むべきか
経営上、融資を申し込むタイミングというものが借りられるかどうかを一義に決めるものではないと思います。借りられるから必要ないけど借りておくというのは、かなり会社の規模が大きくなってからやることです。(少なくとも日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)の融資でやるべきことではないでしょう。)

つまり、必要な時に融資の申し込みをするということです。

「設立直後に融資を申し込んだ方が良いかも知れない」ということは、設立初年度、2期目当たりまで利益が見込めないという感覚をもっている経営者の方だと思います。 であるならば、設立直後のいまこそが資金が必要な時ではないでしょうか?

借りやすいか借りにくいかどうかではなく、必要だから借りるという姿勢で申し込めば、融資の降りる可能性もグッと高まると思います。

※この記事は2009年2月23日の法令等に基づき記載しております。
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コンサルタント

山口 真導

【経歴】
大手監査法人、会計事務所を経て、株式会社アカウンタックスを設立
【得意分野】
事業計画作成支援、キャッシュ・フローマネジメント
【起業家の皆様へ一言】
起業するなら絶対に成功させましょう。その為にお手伝いさせて頂きます。

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