起業家が事業計画を作成する際の三大愚痴は次のとおりです。
1.ビジネスを始める前の段階だから解らない
2.事業計画ばかり素晴らしくても意味がない
3.どうせ事業計画どおりにはいかない
これらは全て一義的には間違っていません。
しかしながら、良く考えるとそれぞれの愚痴に事業計画をつくることの意義が隠されているように思います。
1.ビジネスを始める前の段階だから解らない
仰るとおり。
事業計画はこれから始めるビジネスについて作成します。
したがって、解らないことばかりで当然です。
だからといって、解らないことが沢山ある状態でビジネスを始めたら、そのビジネスは成功するのでしょうか?
つまり、事業計画を作ることによって、「解らないことが沢山ある」ということを知ることが重要なのです。
具体的に解らないことを知ることができれば、その対策を練ることができます。
そのために事業計画を作るんだということが理解できれば、愚痴っていて、中々事業計画に手を付けないことが問題であることに気がつくはずです。
2.事業計画ばかり素晴らしくても意味がない
仰るとおり。
事業計画倒れのビジネスが沢山あるのも事実です。
しかし、事業計画が素晴らしいことで資金調達が可能になり、短期間に事業計画を推し進めることが出来るようになるのです。
「自分は幾ら時間がかかっても良い」という方以外は、事業計画を作らざるを得ません。
「お金を造っている」と思って、事業計画を作れば、やる気が変わってくるのではないでしょうか。
3.どうせ事業計画どおりにはいかない
こちらも99%正解です。
事業計画どおりにビジネスが進行することの方が希だと思います。
この愚痴がつい出てしまう起業家の方は、事業計画を「良いか悪いかを判断するための基準値である」と考えて下さい。
ビジネスというのは、学校の勉強と違って偏差値のようなものがありません。
売上とか利益という指標はありますが、それは絶対値を示しているのであって、相対的な善し悪しを判断する基準になりえません。
経営をしていくうえで、一番怖いのは、自分が悪い状況であるにも関わらず、それに気がつかないことです。
ほとんど全ての倒産会社が自社が悪い状況だと気がつくのが遅くて倒産しています。
なぜ気がつかないのかと言えば、自社の状況を悪いというための"モノサシ"を持っていないからです。
起業直後は特に会社の基盤が脆弱なため、事業計画というモノサシに従って自社の状況を客観的に評価することが特に重要になります。
起業家の方にとって、事業計画の作成は最初にして最大のハードルだと思います。
しかし、上記のとおり、とても重要なステップになります。
是非、一人で考え込まずに、当社のコンサルタントにご相談頂ければと思います。
起業ナビでは無料のご相談をご用意しておりますので、お気軽にご相談下さい。












