これは、手許にある現金を数えて現時点での現金の実際残高を調査することをいいます。
どのように実施するかというと、多くの会社が「金種表」を使用します。
一万円札が何枚、五千円札が何枚、500円硬貨が何枚といったように、
金種ごとに数量を数え、金種表に記載し、合計額がいくらかを算出します。
この金額が、現金の実際残高です。
ここで「現金の実際残高」という表現を用いていますが、
それでは「実際残高」と対比する残高って何だと思いますか?
それは、「現金の帳簿残高」といいます。
「帳簿」というのは一般的には「現金出納帳」のことです。
日々の現金の出入りを「現金出納帳」に記帳します。
すると、日々の現金残高が明らかになります。
でも、この現金残高はあくまでも「帳簿残高」です。
もしかしたら、知らないうちに実際の現金が減っているかもしれません(増えていることは少ないでしょう)。
または、領収証が見つからず、取引が記帳できていないかもしれません。
当然「帳簿残高」と「実際残高」とは差が出るでしょう(本当は、そんなこと在ってはいけません)。
ですから、現金出納帳で明らかになる残高は「帳簿残高」(帳簿上の残高)なのです。
そこで、「帳簿残高」と「実際残高」が一致しているかを確かめることによって、
記帳漏れがないか、不明出金がないかなどが分かるのです。
もしも差があったなら、差の原因を調べ修正しましょう。
流動性が高く、盗難リスクの高い現金の管理は重要ですから。











